保健指導・健診部会とは
1995年、健康開発科学研究会発足と同時に、その研究専門部会の一つとして、「健康診断部会」と「保健指導実践部会」として設置され、2003年、「保健指導・健診部会」として統一された。
年2回程度のセミナーや検討会を開催している。
年2回程度のセミナーや検討会を開催している。
(1)テーマ
@健診項目・問診 A判定・診断 B保健指導 C個人評価及び集団評価
(2)形式等
会員は産業医が多いこともあり、本活動の対象者は保健スタッフが中心。ニーズはそれぞれ『考えたい』、『学びたい』という人に分かれる。堅苦しい一方的な講演形式ではなく、現場の声を聞き、現場のEvidenceを持ち寄り、皆で活発な討議を行うというスタイルで進めていく。
2022年1月より新体制でスタート
部会長 上原 正道
副部会長 山瀧 一、楠本 真理
顧問 山田誠二、立道昌幸、佐々木敏雄
部会長 上原 正道
副部会長 山瀧 一、楠本 真理
顧問 山田誠二、立道昌幸、佐々木敏雄
保健指導・健診部会「多層化が進む健康管理制度を考察する」
第1回 | 2022年3月3日(木)開催 「健診や保健指導に関わる種々の制度の整理と状況の共有」 (「健康開発 第27巻第2号」へ記事掲載:2022年12月発行) |
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第2回 | 2022年12月17日(土)開催 「健診や保健指導の重複は効果をもたらすか」 「健康開発 第27巻第3号」へ記事掲載:2023年3月発行) |
第3回 | 2023年8月26日(土)開催 「各種健診・検診のエビデンスについて」 (「健康開発 第28巻第2号」へ記事掲載:2023年12月発行) |
第4回 | 2024年3月1日(金)開催 「産業保健情報の共有化の限界〜どこまで共有できるか〜」 (「健康開発 第28巻第3号」へ記事掲載:2024年3月発行) |
第5回 | 2024年8月2日(金)開催 健診・保健指導の理想的制度とは |
最新情報
8/2「多層化が進む健康管理制度を考察する(第5回)」ご参加の方へ
8/1(木)配信URL、資料パスワードを送信しました。メールをご確認ください。
保健指導・健診部会セミナー開催のお知らせ
「健診・保健指導の理想的制度とは」 ●日時:2024年8月2日(金)14:00〜16:30
●会場とWebのハイブリッド開催(Zoomミーティング)
「健診・保健指導の理想的制度とは」 ●日時:2024年8月2日(金)14:00〜16:30
●会場とWebのハイブリッド開催(Zoomミーティング)
プログラム
開会挨拶 部会長 上原 正道
基調講演1 「理想的な健康管理制度とは〜各種健診等のデータ利活用に着目して〜」
宮本 俊明 氏 (日本製鉄株式会社 東日本製鉄所 統括産業医)
話題提供 「健診データ活用のための標準化」
水野 光仁 氏 (星総合病院 健康管理センター長)
ディスカッション
基調講演1 「理想的な健康管理制度とは〜各種健診等のデータ利活用に着目して〜」
宮本 俊明 氏 (日本製鉄株式会社 東日本製鉄所 統括産業医)
話題提供 「健診データ活用のための標準化」
水野 光仁 氏 (星総合病院 健康管理センター長)
ディスカッション
保健指導・健診部会セミナーが開催されました。
「多層化が進む健康管理制度を考察する 第4回
産業保健情報の共有化の限界 〜どこまで共有できるか〜」
●日時:2024年3月1日(金)14:00〜16:30
●会場とWebのハイブリッド開催(Zoomミーティング)
●会場とWebのハイブリッド開催(Zoomミーティング)
趣旨
わが国の職域における健診、保健指導など健康管理に関わる制度は多元・多層化が進行している。根拠法令として安衛法、労災法、
健保法、高確法などをベースに据えているが、内容の改正やガイドラインの変更などがしばしば見られている。一方で、データヘルスや健康
経営などへの注目度が高まってきている。対象者(受益者)は同一人であるが、実施者は保険者、事業者またはそれらから委託された業者となり、
対象者へのサービスが重複するため、コラボレーション(コラボ)を余儀なくされる。今日のようにコラボによる効果や効率を高めるアプローチが正しいのか、
それとも別の制度や活動方法が望ましいのか、などについてシリーズで討論を重ねたい。ぜひとも活発なご意見を承りたい。
保健指導・健診部会セミナーが開催されました
「多層化が進む健康管理制度を考察する」第3回
〜各種健診・検診のエビデンスについて〜
●日時:2023年8月26日(土)14:00〜16:30
●会場とWebのハイブリッド開催(Zoomミーティング)
●教育講演「がん検診など各種健診・検診のエビデンスについて」立道 昌幸
●会場とWebのハイブリッド開催(Zoomミーティング)
●教育講演「がん検診など各種健診・検診のエビデンスについて」立道 昌幸
趣旨
わが国の職域における健診、保健指導など健康管理に関わる制度は多元・多層化が進行している。
根拠法令として安衛法、労災法、健保法、高確法などをベースに据えているが、内容の改正やガイドラインの変更などがしばしば見られている。
一方で、データヘルスや健康経営などへの注目度が高まってきている。
対象者(受益者)は同一人であるが、実施者は保険者、事業者またはそれらから委託された業者となり、対象者へのサービスが重複するため、
コラボレーション(コラボ)を余儀なくされる。今日のようにコラボによる効果や効率を高めるアプローチが正しいのか、それとも別の制度や活動方法が望ましいのか、
などについてシリーズで討論を重ねたい。ぜひとも活発なご意見を承りたい。
保健指導・健診部会セミナーが開催されました
「多層化が進む健康管理制度を考察する」第2回
〜健診や保健指導の重複は効果をもたらすか〜
●日時:2022年12月17日(土)14:00〜16:30
●会場とWebのハイブリッド開催(Zoomミーティング)
保健指導・健診部会セミナー
保健指導・健診部会セミナー
●会場とWebのハイブリッド開催(Zoomミーティング)
保健指導・健診部会セミナー
「多層化が進む健康管理制度を考察する(第1回)」
が開催されました。
報告記事は近日UP予定【準備中】
●日時:2022年3月3日(木)15:00〜16:50
●オンライン配信(Zoomミーティング)
保健指導・健診部会セミナー
「健康開発におけるビッグデータの諸問題」が開催されました
2019年8月31日(土)YS新横浜ビル5階 インテリジェンスプラザ
会場の様子
保健指導・健診部会主催セミナー「健康開発におけるビッグデータの諸問題」が開催され、22人の参加がありました。
吉田勝美部会長から、現在は、情報社会の先のSociety5.0スマート社会に突入しているので、個人情報や健康情報など、データを取得する方法が多岐にわたり、簡単になっていること、そのため、多くの情報が集まっており、ビッグデータと呼ばれるそのデータをどのように活用し、フィードバックしていくか、また取得や活用方法などにあらたな倫理的配慮が必要なことなど話されました。社会や労働構造の変化に伴い、健康診断や予防医学も変わっていくので、その課題や提言など話されました。
吉田勝美部会長から、現在は、情報社会の先のSociety5.0スマート社会に突入しているので、個人情報や健康情報など、データを取得する方法が多岐にわたり、簡単になっていること、そのため、多くの情報が集まっており、ビッグデータと呼ばれるそのデータをどのように活用し、フィードバックしていくか、また取得や活用方法などにあらたな倫理的配慮が必要なことなど話されました。社会や労働構造の変化に伴い、健康診断や予防医学も変わっていくので、その課題や提言など話されました。
吉田勝美(産業医科大学 産業衛生教授)「健康開発におけるビッグデータの諸問題」 | |
廣瀬尚三(株式会社アイヴィス 取締役 応用技術開発本部 本部長)「ビッグデータを活用した“ぜんそくリスク予報アプリ”の開発」 |
廣瀬尚三先生からは、ビッグデータを活用したアプリの開発の事例として「ぜんそくリスク予報アプリ」についての講演がありました。カオス理論による生体信号解析技術による開発が進んでおり、今後、様々な分野での活用が期待できるとのお話でした。
三輪祐一副部会長司会のディスカッションでは、吉田先生や廣瀬先生を含め、参加した産業医などから質問やご意見が出され、活発に議論されました。
当日の様子は、健康開発 第24巻第2号(2019年12月20日発行)に掲載。
三輪祐一副部会長司会のディスカッションでは、吉田先生や廣瀬先生を含め、参加した産業医などから質問やご意見が出され、活発に議論されました。
当日の様子は、健康開発 第24巻第2号(2019年12月20日発行)に掲載。
吉田勝美部会長(左)と三輪祐一副部会長(右)
過去の開催報告
「健診データの新たな評価視点を求めて」
日 時: | 2018年6月2日(土)13:30〜16:30 |
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内 容: |
労働安全衛生法の健診の目的は健診データから適切な就労支援を行うことにあります。 近年、ストレスチェックが導入され、メンタルヘルス対策としての活用が可能になり、一般的健診との相互解析により、就労支援のための、より個別的客観的な情報が入手できるものと期待されています。一方、健診結果は要配慮個人情報であり、適切な手続きが取扱いに求められます。 今回の部会セミナーでは、適正な手続きと期待される効果について、専門家とデータ活用のあり方を共有したいと企画しました。
座長発言:吉田 勝美(保健指導・健診部会 部会長)
講演 1:河野 慶三 氏(河野慶三産業医事務所 所長、新横浜ウエルネスセンター 所長) 講演 2:西 賢一郎 氏(ジヤトコ株式会社 安全健康管理部 統括産業医) 講演 3:中野 愛子 氏(株式会社日立製作所 システム&サービスビジネス統括本部 人事総務本部 京浜地区産業医療統括センタ 保健師長) ディスカッション:参加者 |
参加者: | 50名 |
場 所: | YS新横浜ビル 5F「インテリジェンス プラザ」 当日の模様は、会報誌第23巻第2号(2018年12月発行)にて掲載予定。 リーフレット |
「健康経営」を考える<第2回>
日 時: | 2016年10月8日(土)13:30〜16:30 |
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内 容: |
講演(話題提供):「特定健康診査および一般健康診断の項目見直しの動き」 森 晃爾 氏(産業医科大学 産業生態科学研究所 産業保健経営学研究室 教授、産業医実務研修センター長) パネルディスカッション:「健康経営にむけた取組み」
「コニカミノルタにおける健康経営の取組み」
ディスカッション
鈴田 朗 氏 (コニカミノルタ株式会社 人事部健康管理グループ リーダー、コニカミノルタ健康保険組合 常務理事) 「ブラザー健保における健康経営の取組み」 山田 儀行 氏(ブラザー健康保険組合 常務理事) 「HOYAグループにおける健康経営の取組み」 小田上 公法 氏(HOYA株式会社 HOYAグループOSH推進室 健康推進グループ HOYAグループ産業医) |
参加者: | 35名 |
場 所: | YS新横浜ビル 5F「インテリジェンス プラザ」 当日の模様は、会報誌第21巻第4号(2017年6月発行)にて掲載。 リーフレット |
「健康経営」を考える
日 時: | 2015年10月24日(土)13:30〜16:30 |
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内 容: |
基調講演 「健康経営の社会的有益性」 藤岡 雅美 氏(経済産業省 商務情報政策局ヘルスケア産業課 課長補佐) 「健康経営と産業保健」 森 晃爾 氏(産業医科大学 産業生態科学研究所産業保健経営学研究室 教授、産業医実務研修センター長) 「産業医から見た健康経営銘柄選定のインパクト」 藤田 周弥 氏(東燃ゼネラル石油(株) 産業医) 「中小企業の健康経営」 六路 恵子 氏(全国健康保険協会 保健部保健専門役、保健第2グループ長) ディスカッション 講師および参加者全員 |
場 所: | YS新横浜ビル5F インテリジェンス プラザ 当日の模様は会報誌第20巻第 3号(2015年3月発行)にて掲載。 リーフレット |
「ストレスチェックの実際 〜ストレスチェック導入の課題〜」
日 時: | 2015年6月7日(日)13:30〜16:30 |
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内 容: | 岩崎 明夫 氏(産業医科大学 産業生態科学研究所 非常勤助教 ) ディスカッション 講師および参加者全員 |
場 所: | YS新横浜ビル5F インテリジェンス プラザ 当日の模様は会報誌第20巻第2号(2015年12月発行)にて掲載。 リーフレット |