医療の原点を求めて
人生の大半を過ごす職場での健康づくりや疾病予防は大切であり、著者はそれを健康投資と呼ぶ。このことは退職後の地域医療にも影響を及ぼしていく。
産業医科大学の設立に尽力した著者が職域医療(産業医学)の現在と未来を熱く語る。
本書の内容
序 章:働く人びとのために
第一章:ヒューマニティの芽生え―人間とは何か
第二章:産業医学に「疫学」を導入―産業医学の開拓
第三章:産業医・産業保健従事者の養成―産業医科大学の設立
第四章:ライフワークとして研究会設立―学長退任後の生きる道